大会になると給水がありますが、これが意外と難しいもの。
とれなかったり、飲もうとしたら鼻に入ってむせてしまったり。
普段のトレーニングでは給水の練習はしませんので、なかなか慣れるにも時間がかかります。
今回はそんな給水を効率よく攻略しちゃいましょう。
上から指を入れてはさむ
色々な取り方がありますが、コップの中に人差し指と中指を入れて親指でコップのフチを挟み込む取り方が確実です。

取り損ねたり、落としてしまったりする率はグッと減ると思います。
ただし指先が濡れてしまうこともありますので、手袋は指出しタイプにしておきましょう。
量を減らす
なみなみと水を注いでくれていることもありますが、そのまま飲むと顔にかかったりしてしまうことがよくあります。
給水は5〜10km毎に設置されていることが多いので、コップ半分以下の量でも十分です。
上手くキャッチできたら、飲まない分は先に流してしまいましょう。
枠をつぶして飲みやすくする
水を半分くらいに減らしただけでも飲みやすくなりますが、さらに飲みやすくしたい時には、コップのフチを飲みやすい形に変えてしまいましょう。
フチを端から折り合わせて、飲み口だけを残します。

ジョウロの口のような形になりますので、物理的にこぼれることがなくなりますね。
慣れると意外に手間ではありませんので、一度練習してみてください。
早めに進路を変えておく
マラソン中継で選手が給水で転倒してしまうシーンをよく見ますね。
原因は混雑と、給水に気をとられることにあります。
プロでも転倒するわけですから、より混雑した中で給水する市民ランナーの方々は、より難しいことをしているわけです。
そのため、出来るだけ混雑を避ける動きをしましょう。
給水が設置されているエイドポイントをあらかじめチェックしておいて、沿道側へ寄っておきます。
エイドが近付くと横から割り込みで入る人が増えてきますが、冷静に距離をあけて接触をさけましょう。
空いている場所でとる
エイドは手前側が圧倒的に混雑します。
横から割り込みもありますし、急停止して給水する危険なランナーもいます。
奥に行くほど空いてきますので、無理せず人が少なくなったところでキャッチするようにしましょう。
いかがでしたか?
給水1つでも精神的・身体的ロスを減らせますので、ぜひ攻略して快適にレースを楽しんでください。