第2回大阪マラソンを振り返ります。私の2回目のフル参加で、初めて歩かずに完走できたレースです。
第1回大阪マラソンに当選し付け焼き刃のトレで初フルに挑みましたが、27km辺りから膝の痛みが激しくなり残り15kmを歩くことに。マラソンの厳しさを思い知りました。
第2回大阪マラソンにも運良く当選したことから、「今度こそはちゃんとマラソンに特化したトレを実践して、一点の後悔も無いレースをするんだ」と目標を決めました。
会社の上司がマラソン経験者であったため、GPSウォッチの存在や、30km走というトレの方法を教わり、それらの情報を皮切りに自分で情報収集を始めました。
その結果、レースから逆算して4ヶ月前くらいからトレを積む必要があることや、スピードトレーニングを織り交ぜること、かなり長い距離のメニューも適切なタイミングで実施する必要があることがわかってきました。
当時収集した情報を今振り返ってみると、サブスリーという目標に対して、マストの内容とウォントの内容が混在していたと判断がつきます。
しかし当時は全てが正しく見えていましたから、レース当日から逆算した日程でガチガチの月間予定を立てていました。
そして強迫観念に近いプレッシャーを感じながらも日々実践することに強いこだわりを持って取り組んでいました。
3週間前に実施した30km走の記録がこちら。



2週間のソツケンは、サブ3.15のペース設定でした。



予定していたメニューをコンプリートし臨んだ自身2回目のフルは3時間19分台。


まずまず納得がいくものでした。
そしてこのレースの収穫は記録というよりも、レースに至るまでのプロセスの概要を理解できたことにありました。
マラソンのトレを大まかに分けると、走り込みの時期、スピード持久力を伸ばす時期、レースに向け調整をする時期、にカテゴライズされます。
そしてそれぞれの時期に何に重点を置いて取り組むべきかを体験して結果を得たことで「今日何をすべきか?」が明確となり、余分な迷いや試行ロスを大きく省くことができるようになりました。
この時期はガーミンコネクトの月間カレンダーに目標とするトレをパズルのように埋め込みながら、絶えず予実を確認していました。
思えばこの時の試行錯誤によって、自分の疲労度合いが把握できるようになり、セオリー通りのトレを体調に合わせてテーラリングできる調整力を高めることにつながったと思います。
最後に全ラップを掲載しておきます。キロ表示で細かい調整をしているので余計にややこしいですが、トータルは42.195kmです。


