サブスリーに全然とどかず・・淀川市民マラソン2019

レース記録

ついに迎えた今期の初戦。淀川市民マラソンに行ってきました。

サブスリー達成はなりませんでしたが、2週間後の神戸につながる走りはできたと思います。

さっそく当日の様子を振り返ってみます。

起床

6時15分起床。シャワーを浴びて着替えて、テーピングのテープを採寸してカットまでしました。

スタートは9:40。ゼッケンは事前に郵送で受け取っていたので、急いで行く必要もありません。

とはいえ、テーピングするほどの時間も取れず、前日用意しておいた持ち物を引っさげて長男と家を出発。

スタートの1時間くらい前に会場に到着するように電車に乗りました。

電車にて

朝食

駅に行く途中コンビニに寄って、薄皮クリームパンを購入。電車に乗ってから人の少ない席で食べました。

カロリーメイトも買ってましたが、ミニパン4つでお腹いっぱいだったので置いておきました。今思えば食べてた方が良かったかも・・

トイレ対策のため、飲み物はなし。でも脱水状態でスタートするのは危険なので、ゲートインの際にエナジーゼリーを持ち込んで水分補給することにしました。

テーピング

電車で移動中にキネシオテープでひざ、ふくらはぎ、足裏にテーピングをしました。

採寸とカットは出発前に家で済ませてたので貼るだけ。

ひざは故障の心配がある左ひざのみテーピングしたのですが、今思えば間違いでした。

会場へ

大阪駅で下車して谷町線に乗り換え守口駅へ。

途中、前の会社の陸上部メンバーに会いました。

サロマで100kmを走ったとか、今年も関西の拠点対抗の駅伝は優勝したとか、嬉しいニュースが聞けました。

そのあと駅でトイレを済ませて会場へ。同じ方向に向かうランナーさんも大勢いるし、道案内もたくさんあって、迷う心配はゼロでした。

会場にて

景品

会場に到着後、さっそく景品の受け取り。

Tシャツとアネロのバッグをいただきました。豪華・・

着替え

景品の受け取り後はテントへ着替えに。

あらかじめゼッケンをつけたランシャツを着込んでいたので、着替えといっても脱ぐだけ。

テーピングも電車で終わらせてたので、5分で着替え終えて荷物預けへ。

荷物預け

前に参加した時は荷物預けに長蛇の列ができていて焦りましたが、この日は列も少なくスムーズ。

到着が遅過ぎたためでしょうか?ラッキーでした。

トイレ

スタート直前だからかトイレの列も短かったです。

特に男女兼用トイレは他よりも列が短めでした。

ゲートイン

ブロックに並ぼうとしましたが、ゲートの入り口からAブロックまでは既に満員状態で到達は不可能w

仕方なくゲートを下から潜るという荒業で切り抜けました。

ブロックごとに入り口作ってください!って切に思いました。

コース

守口から淀川沿いを枚方まで北上して折り返し、スタート地点を通り過ぎて十三まで南下して再び折り返してスタート地点に戻ってくるというコースです。

高低差はほぼ無く、大堰へのスロープを上り下りするくらいです。

しかし前半は芝生、後半は砂利道が多く、記録を狙うコースという感じではないです。

レース振り返り

1〜10km

ゲートの近くからスタートしたので混雑に巻き込まれることはありませんでした。

入りの1kmのペースはキロ4分6秒。

そんなに飛ばしているつもりではなかったのですが、設定ペースのキロ4分15秒よりかなり速いので慌ててペースダウン。1〜2kmはキロ4分13秒で通過しました。

3kmあたりでサブスリーのペースランナーに追いつかれ、後ろに回ってしばらく付いていくことに。

ペースがキロ4分10秒ちょいくらいで、思っていたより速かったため限界を感じて8kmの手前で離脱。

そこからはほぼ独り旅になりました。

11〜20km

11km以降のペースはキロ4分12秒から19秒くらい。

独りで走り続けるのは体力の消耗面を考えると危険なので、後ろから追い抜かれるたびに抜いた人の後ろに少し付いてみて、しんどかったら離脱ということを繰り返していました。

そのため、ペースが速くなったり遅くなったりしています。

15kmで設定ペースが厳しい感じがしてきて、19kmを過ぎてからは完全に遅れ始めました。

21〜30km

ハーフでスタート地点に戻ってくると、長男も含めたくさんの人が応援してくれました。

声援を背に受けて再び設定ペースに。応援の力って本当にあるんだなと改めて感じました。

力を取り戻してからしばらくはペースを守れましたが、心拍数は170bpm付近までどんどん上昇し、27kmを過ぎると再びペースダウン。

今日はこのままズルズルと落ちるのかな〜と思っていました。

31〜35km

30kmの標識を見てから、なぜか再びやる気スイッチがオンに入りペースが回復。

ただ、かなり無理はしていたらしく、心拍数はついに170bpmを超えました。

足は元気だったので行けるとこまで行くぞーと最後まで押し切るつもりでしたが、34kmを過ぎるころにはキロ4分半まで下がってきました。

36km〜ゴール

35kmを過ぎてからはパタリと足が止まりました。ついに「壁」出現です。

なにくそ〜と踏ん張ろうとしましたが、36kmを過ぎてから左ふくらはぎが痙攣し始め、そのまま大堰の坂道を登ったところで、今度は右ひざ上部のふとももにも痙攣が発生し、どうしようもない状態に。

あとはもう、なるべくペースを落とさないように、がむしゃらにゴールを目指しました。

残り2kmくらいで女子1位の方に抜かされ、残り1kmを切ったところで女子2位の方にも抜かされました。

皆さんフォームがキレイですばらしい!と感心していると、ズームフライ3 を履いている方にも抜かされてしまい何気にけっこうショックでした。

心拍数からの分析

2km過ぎてからハーフあたりまでは160bpmを超えることなく推移してました。

サブスリーのペースランナーの後ろでしんどいな〜と思っていた時は160〜163bpmくらい。

160bpmを超えている間は、このペースだと最後まで維持できないという感覚がありました。

次の神戸では、ハーフまでは160bpmを超えないように注意した方が良さそうです。

ハーフを過ぎてからは、設定ペースをキープしようとすると165bpmあたりまで心拍数が上がるようになってきました。しんどいので自然にペースが下がり、次のラップは挽回するためにペースを上げるということを30kmまで繰り返していました。

30km以降は足が動くなら行けるところまで行こうという捨て身の気持ちだったので、心拍数のことは考えておらず170bpmを超えてもあまり気にしていませんでした。

しかし無理をしすぎたツケが回ってきて、35kmで電池が切れたように足が止まり、そのあと37kmでは痙攣が発生。

今回は30~35kmで心拍数が170bpmを超えましたが、本来は最後の数キロ限定で使うべき最終カードで、早めに切りすぎるとリスクが高いということがわかりました。

ストライドとピッチの分析

いつもどおり、ペースをストライドでコントロールしているなと思うくらいで、これといった特徴はありません。

ペースの落ち込みをピッチでカバーしているということも無さそうでした。

そもそも、芝生の区間はストライドは短くピッチは増えていたと思われるので、データが分析に向いていないということもありそうです。

次の神戸のコースは全てロードなので、もう少し何かわかりそうな気がします。

反省点・改善点

シューズ

やはり淀川のコースとネクスト%は相性が合わなかったです。

水を含んだ芝生や大粒の石が転がる砂利道の攻略はかなり難しく、何度も足をグネりそうになりました。

神戸はロードのみなので、シューズの本領を発揮してくれると思います。

テーピング

故障が怪しい左ひざにテーピングしてましたが、テーピングしていない右側に痙攣が発生しました。次の神戸は左右バランス良くしておきます。

ふくらはぎもテーピングしてましたが、少し甘めでした。

神戸では少し気温が下がると思うので、カーフカバーをつけて痙攣を予防します。

ペース

ペースランナーが速かったです。ゴールタイムが速いという意味でなく、一般的にポジティブスプリットで設定しているため、後半の落ち込みを見込んで前半は速めのラップを刻むという意味です。

体重が減っていない前半で速めのラップを刻むことが今の自分にとってはリスクになってしまうので、神戸では無理にペースランナーに付かないようにしてイーブンペースを狙っていきます。

心拍数

平均であと3bpm下がれば、かなり楽にレースを作れそうな気がしました。

なので、週末に心拍に負荷をかけたトレーニングをして、超回復を狙います。

体重

2週間では減らないので、せめて増えないように対策します。

具体的にはなるべく走ることと、昼ごはん・夜ごはんの糖質制限を続けていきます。

まとめ

一年ぶりのフルマラソンでしたが、コースや気象条件、体のバランスを考えれば、わりと上手くまとめたような気がします。

特に速いラップもなく、遅いラップもなく、常に冷静に集中した状態で、大きなトラブルもなくレースを運ぶことができました。

次の神戸に向けてはマイナス要因は淀川の疲れくらいで、残りの条件はプラス側に変化します。

そのため、自然に走ればあと3分は速く走れるはずです。

あとは、残り3分半をどこで稼いでサブスリーを達成するか。ギリギリまで考えて取り組んでいこうと思います。