トレーニングをしていても疲れが残っていてなかなか気分が乗らないことはありませんか?
そんな時は、練習の負荷が高すぎるのかも知れませんが、同時にラン前後の習慣も見直してみましょう。
練習中や生活で気をつけることで、疲れが取れやすくなる方法をご紹介します。
トレーニングの前に歩く

走り出すまでの準備運動は故障を防ぐ上でも大切です。
ウォーミングアップに加えてストレッチや体幹トレをすることがベストですが、トレ前に5分くらい歩くだけでもOKと思います。
実際私は帰宅ランや朝ランで距離を稼ぐスタイルでトレーニング計画をしていますが、限られた時間でトレをしないといけないので、故障を防ぐための簡単な予防処置として、まず歩くことを心がけています。
トレーニング後はダウン&ストレッチ

ダウンについても同様で、トレ後に5分くらい歩けるように、逆算してランを終えましょう。
筋肉が徐々にリラックスして疲労物質の除去も早まります。
また、トレ前と違いトレ後のストレッチは確実に実施してください。
翌日以降の足の張りが大きく変わってきますので、ダウンウォークを終えたら即、ストレッチを行うようにしましょう。
寝る前は間食とアルコールを控えて
就寝前についつい油ものとビールに手が伸びてしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
少量であればあまり気にせずとも良いかも知れませんが、しっかり酔ってしまうくらいの量を呑んでいる場合は注意が必要です。
特に練習した日に呑むと疲れが残ってしまい、翌日以降に負債を抱えた状態でトレをすることにより、疲れを自覚していない状態で故障を発症してしまうリスクが高まります。
疲れの怖いところは目に見えないということです。
自分の感覚では「まだ行ける!」という状態でも、すでにアウトということはよくあります。
そのため、感覚が狂わない程度に間食やお酒を楽しみましょう。
温泉で水風呂とお湯を交互に入る

ポイント練習など負荷の高いトレで追い込んだ時や、レース前など疲れをいち早く取りたい場合は、近くの銭湯へ出かけましょう。
温泉でしっかりと温まったら、次に水風呂へ浸かります。そして、関節や筋肉がキーンと引き締まったと感じたら、再びお風呂であったまる、というサイクルを3〜5回くらい繰り返します。
風邪を引かないように、しっかり温まりながら実施してください。
回復ガ早まるだけでなく、体の奥に潜んでいた疲れもとれて翌日以降スッキリすることでしょう。
湯船に浸かる
銭湯が近くになければ、自宅のお風呂で湯船に浸かることを心がけましょう。
普段忙しくてシャワーをメインにしている方ほど、疲労回復の効果を確認できると思います。
湯船で温まった後に、筋肉が張っている箇所や、関節の故障気味な箇所に冷水シャワーを浴びせてください。
痛みの発生を抑えて、故障の予防に効果があります。
以上、普段気をつけるだけでスッキリ疲れをとるための習慣でした。
疲れが取れると日常も軽やかに過ごせる上に、記録も向上して良いことづくめです。
是非参考にしてください。