ランニングを始めた人にとって、目標が無いと日々のトレーニングもダレてしまいがちになりますよね。
そんな時は2〜3ヶ月先の大会にエイや!と申し込んでみてください。
10kmレース完走を目標にしたトレーニング方法をご紹介します。
まずは3kmに慣れる
いきなり10km走る必要はありません。
ゆ〜っくりとしたペースで、まずは3km走ってみましょう。
だいたい20分くらいのランニングになるかと思いますが、最初はこれくらいで十分です。
コースは自宅周辺で信号の少ない周回できる場所にします。
夜走る場合は、街灯が途切れない安全なコースを見つけましょう。
グラウンドや芝生があれば、故障もしにくいのでベストですね。
週に2回から、週に3回と徐々に増やし、一日おきに週に4日走れるようになれることを目標にします。
40分ジョグにトライ
週に4日走れるようになったら、そのうちの一日は40分走にトライしてみましょう。
だいたい6kmくらいになるかと思いますが、距離にこだわらずに40分間気分よく走ります。
調子が良ければペースを上げて、今一つ気分が乗らないときは3km走に切り替えてしまいましょう。
体の調子がどのタイミングで上がってくるのか、バイオリズムの波は人によって異なりますので、体の調子と相談して無理せず走ってください。
まずは気持ち良く走って、走る楽しさを感じることが最優先です。
ウィンド・スプリントを取り入れる
週4回ジョグができるようになってきたら、2回に1回はジョグの後にウィンド・スプリントを入れるようにしましょう。
※WS : ウィンド・スプリント(別名 “流し”)
50~100mを60〜80%の力で3本くらいダッシュします。間は軽いジョグや歩きでつなぎましょう。
疲れの元となる乳酸を流す効果と、次の練習に向けて動きを良くする2つの効果があります。
レースやスピード練習に向けて、良い流れを作ることが出来ますので是非取り入れていきましょう。
ビルドアップしてみる
ビルドアップはジョグから初めて、徐々にスピードアップしていくトレーニングです。
無理する必要はありませんので、週一回を目標に気分が乗った時はペースを上げてみましょう。
距離は5km前後で良いかと思います。
ラスト1キロだけペースアップしても、ジョグよりも効果はありますので試してください。
ビルドアップについてはこちらでも紹介しています。
距離を延ばしてみる
ここまで来れば3kmのジョグは楽にこなせるようになっているでしょう。
ジョグの距離を5kmに増やしていきましょう。
週4回のランニングで、最低距離を5kmずつとすれば、月間走行距離が80kmくらいになります。
10kmレースにでても、完走は難なくできると思いますし、自分なりに記録を狙っていくこともできるはずです。